経営の戯言

経営に関する戯言をつらつらと

外注は裏切らない

数年ぶりに税務調査が来たんだが、予定を大幅に短縮して3日の予定がほぼ1日で終えて帰っていった。なんせ我が社はホワイトなもんで、叩いたところでホコリも出なければ手土産もあげられないのだ。

いろいろと調べ終わって何も出ないのをわかったのか、小一時間くらい話があるということで席につく。数十億規模の企業としての管理部門の弱さを指摘され、未来の方針をプレゼンさせられたのだが、こちとらどうも納得がいかないので書いておく。

我が社は管理部門が確かに弱い。いや、弱いというより無いに等しいのだ。50名ほどの規模の組織で経理はいないし人事もいない。総務が1.5名、あとは役員がそれ以外のものを受け持つ。でも、それでよいのだ、まわるのだ。
※人事がいないことで成長速度が遅くなっていることに気づき、現在改善策を模索中ではあるけどね。

じゃぁどうやって組織を回しているのかだが、うちの場合は超絶優秀な税理士、超絶優秀な弁護士、超絶優秀な社労士、超絶優秀な経営コンサルと連携している。私は経理が苦手(大雑把なので)だし、労務も弱い、法務関連も線引くらいしかできないし、元々は経営を細かく指導されたわけではない。プレイヤーあがりの経営者なんだから仕方がない。ただし、全方位で鼻は効く。

餅は餅屋だ。自分の苦手な分野はその方面のプロフェッショナルに任せてしまえばいい。そしてこれにはもう1つ大きな意味がある。

外注は裏切らないのだ。