経営の戯言

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起業家は尊い

バタバタしててちょっと更新が滞ってしまった。

事業会社で事業を行いつつ、一昨年から始めたエンジェル投資を行うという所謂二足のわらじ状態で時期を間違うとバタバタだ。この中でやっと気付けたことがあるので備忘録的に書いておく。

私には投資家に憧れた時期があった。そして、それを一昨年から叶えることができ、進行形で二足のわらじを履いているんだが、やればやるほど、起業家が如何に素晴らしい仕事かが痛感させられる。いや、別に投資家を軽蔑していたり下卑しているわけではない。投資家だって素晴らしい人は素晴らしいし、その人々がいなければ成り立たなかったビジネスも非常に多い。ただ、やはり実行している人間が最も尊いと感じる節がある。

 

人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは、権力を持った人間、権力に媚びを売る人間が、安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです。宇宙を平和にするためには、帝国と無益な戦いをつづけるより、まずその種の悪質な寄生虫を駆除することから始めるべきではありませんか。 ヤン・ウェンリー

 

私の敬愛するヤン・ウェンリーのセリフだ。繰り返すが、投資家が悪いわけではない。何もなさぬものよりよほど素晴らしい。しかし、自身の意志でこうあるべきという未来を描き、それを当たり前のものとするためにブルドーザーのように突き進む起業家は投資家なんかよりも尊いと思うのだ。

起業家は尊いんだ。