経営の戯言

経営に関する戯言をつらつらと

売上よりも利益率・利益の絶対値を常に意識している経営者がいる企業は強い

全ての企業がそうだとは言わないんですけれども、ここ数ヶ月、非常に多くの経営者にお会いする機会がある。その中で、強い企業とそうでない企業を見極める一つの手段を見つけた。

それは、売上だけを伸ばそうとする経営者がいる企業は相対的な競争力を失っていく傾向があり、売上よりも利益率・利益の絶対値を常に意識している経営者がいる企業は非常に強い。そんなイメージがある。当たり前ではあるんだけどね。経営者は見栄との戦いも常にあるわけで。

スタートアップのような企業に関しては前者には当てはまらないので見極めには要注意だし、後者の企業で利益率・利益の絶対値ばかり気にすると個人商店を抜け出せないので、それには注意が必要だ。だからその折衷案というか、成長のロードマップをしける人は地方には多くないのは言わずもがな。

勿論、経営者の好みのスタイルといえばそれまでなんだがね。

つまり私が何を言いたいのかというと、経営者は自分がどういった組織を目指しているのかを常に明確化しておかないと、採用のミスマッチが起こってしまうということだ。そのミスマッチは双方にとって不幸しかもたらさない。